ChatGPTとは?ビジネスへの活用例や注意点をご紹介

Rio2023-03-28

ChatGPTをはじめとしたAIについて、さらには飲食店や小売店などの実店舗のデジタルトランスフォーメーションへの活用例をご紹介いたします。

目次

  1. AIとは?
  2. ChatGPTとは?
  3. ChatGPTを試してみよう
  4. ChatGPTをビジネスに活用する
  5. ChatGPTを活用する際の注意点
  6. まとめ

AIとは?

AIとは、Artificial Intelligenceの略で、日本語では人工知能と訳されます。

AIは、人間が行う知的な作業をコンピューターなどの機械によって模倣する技術の総称です。

AIは従来のプログラミングと異なり、人間のように学習をすることができます。

データを元にして、コンピューターが反復的に学習を繰り返すことで、データに潜んだパターンや特徴を見つけ出し、それによって未知のデータに対して予測や推論ができるようになるのです。

ChatGPTとは?

昨今話題となっているChatGPTも、自然言語処理技術を用いたAIサービスで、ユーザーが入力した質問に対して、まるで人間のように自然な対話形式でAIが答えてくれるチャットサービスです。

OpenAIによって開発され、2022年11月に公開されたChatGPTは、その精度の高さから話題となり、今やチャットボットとしての利用や文章の自動生成など、様々なアプリケーションに利用されています。

ChatGPTを試してみよう

ChatGPTは、Webがあれば、誰でもかんたんに無料で使うことができます。

実際に試すことで、より具体的なイメージを掴んでいただけるはずです。

使い方

  1. 公式サイト(https://openai.com/blog/chatgpt)にアクセス
  2. 「Try Chat GPT」をクリック
  3. ログインをする(アカウントを持っていない方はSign upからアカウントを作成)
  4. 枠内に質問などの文章を入力し送信する

このように、枠内に文章を入力して送信するだけで、回答が返ってくるので、非常に簡単に始めることができます。

まだ使ったことのない方は、ぜひお試しください。

ChatGPTをビジネスに活用する

さて、このChatGPTですが、ビジネスへの活用にも注目が高まっています。実店舗の経営において、Chat GPTを使ってどのようなことができるのか、活用例を見ていきましょう。

  1. カスタマーサポート

    顧客からチャットなどを通じて問い合わせが来た際に、ChatGPTを活用することで、問い合わせに対して自動応答を返すことができます。

    例えば、顧客が「今日の営業時間は何時からですか?」という問い合わせをした場合、ChatGPTは「本日の営業時間は10時から20時までとなります。」と自動応答することができます。

    これにより、営業時間に関わらず、顧客がいつでも店舗について質問することができ、24時間365日対応が可能になります。

  1. 受付・予約業務

    例えば、顧客から「今から予約したいのですが、空きがあるか教えてください」という連絡があった場合に、ChatGPTが予約状況を自動で確認し、返信することもできます。

    これにより、スタッフの電話対応などの業務を削減し、お店の接客業務に集中することができるようになります。

  2. 顧客分析

    さらに、ChatGPTは自然言語処理技術を用いて、顧客の感情を分析することもできます。口コミなどの顧客の声を収集して、ChatGPTに分析させることで、店舗側は顧客のニーズや嗜好を把握し、サービス向上につなげることができます。

  3. 文章生成、ホームページ作成等

    ChatGPTを使えば、お店の魅力を伝えるための見出しとなるキャッチコピーや、説明テキスト、よくある質問などのテキスト生成も可能。こういった告知・集客アプローチの面でも、ChatGPTは有効です。ウェブデザインなどの制作プロセスを、大幅に向上し、効率化することが可能となります。

以上のように、ChatGPTを活用することで、飲食店や小売店などの実店舗は、顧客体験の向上や業務の効率化を図ることができます。

特に、コロナ禍での非対面での顧客サポートが必要な時代には、ChatGPTは非常に有効な手段となります。オンラインでの問い合わせ、注文、予約などが増えるなかで、ChatGPTを導入することで、人的リソースを削減しながら、常に迅速且つ正確な応答を提供することができます。

ChatGPTを活用する際の注意点

しかし、ChatGPTは全てを正しく回答できる訳ではありません。

例えば、サポートツールとして活用する場合、自動応答が適切なケースと、人間のスタッフが必要となるケースを判断することが重要です。顧客の問い合わせが複雑な場合や、感情的な問い合わせの場合は、人間のスタッフが対応することが求められる場合もあるでしょう。そういったケースを判断し、うまく役割を分担しながら、対応することが重要です。

また、ビジネスとして活用するには、適切なデータの収集や分析を行い、その企業/お店独自の情報を学習させるカスタマイズなどが必要となります。

まとめ

本記事では、概要や使い方、ビジネスにおける活用方法など、ChatGPTを中心にお伝えしました。

ChatGPTを上手に活用することで、より良い顧客体験を提供し、ビジネスの成長につなげることができることがお分かりいただけたかと思います。

ChatGPTをはじめとしたAIの活用は、様々な企業で益々進んでおり、実証実験や実用的なサービスもどんどん出てきています。

当社でも、現在、お店のホームページの自動生成機能など、ChatGPTをプロダクトに組み込み、より簡単で便利にお使いいただけるような機能の提供を検討しています。

おまけ:GPT-4について

OpenAIは、2023年3月15日にChatGPTの最新言語モデルである「GPT-4」を発表しました。

「GPT-4」では、これまでの「GPT-3.5」よりもさらに性能がアップしており、創造性に富んだ繊細な指示に対応できるようになっています。

GPT-4でできること

  • 画像の認識ができる

    GPT-4では、テキストに加えて画像の入力も可能となりました。写真などの画像を入力すれば、その中身を認識し、画像の内容を説明する文章を出力することができます。

  • 専門的な内容の文章を生成できる

    GPT-4では、従来よりも正確に専門的な文章を生成することができます。これを応用して、的確な指示を与えることさえできれば、AIにプログラミングのコードを書かせることも可能となります。

OpenAIが公開したデモ動画がYouTubeに公開されていますので、興味のある方は見てみてください。

デモ動画:https://www.youtube.com/watch?v=outcGtbnMuQ

昨今の技術進化は凄まじい勢いで進んでいます。

今後もAIなど最新技術に関する情報も発信していきますので、ぜひ一緒に注視していきましょう。


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